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平和三行詩コンクール 2022.07.24

第1回松本市平和三行詩コンクール表彰式を開催しました

幅広い世代に「平和」について考える機会を持っていただくことを目的に、第1回松本市平和三行詩コンクールを開催しました。令和4年6月13日から7月8日まで作品募集を行い、102人202点もの作品を、小学生から大人まで多くの方々からご応募いただきました。その内、小学生の部、中学生の部、一般の部からそれぞれ最優秀賞1作品、優秀賞2作品、佳作3作品、計6作品を表彰しました。

 

 

 

1 入賞者表彰式

令和4年7月24日(日)11時~ 松本市役所にて

 

 

 

 

2 表彰作品

小学生の部

〇最優秀賞

わらびとりをして目標の二百本を達成した。

そのお金はウクライナにきふした。

これで平和になってほしい。

 

奥原 愛翔 (奈川小学校4年生)

 

 

〇優秀賞

虫も動物も植物も人間もみんなきずつき

死の森死の町が広がる

戦争はあってはならないものなのだ

 

桐原 涼輔(山辺小学校4年生)

 

 

世界中の平和の胸に

今私たちに出来ることはないかと考える

「人」という繋がりだけの、他人に尽くす大切さを学ぶ

 

上野 紗織(才教学園小学校6年生)

 

 

〇佳作

友達や家族と一緒に

楽しく笑う

これこそ平和

 

長浜 宇汰(開智小学校6年生)

 

 

会いたい人に会える

行きたい場所に行ける

当たり前だと思っていたけど 本当はすごく幸せなこと

 

氣賀澤 優奈(田川小学校4年生)

 

 

命がうばわれる

だれにとっても

かなしいよ

 

市川 詩織(島内小学校5年生)

 

 

 

 

中学生の部

〇最優秀賞

もう一本早い電車に乗っていたら

おじいちゃんは爆弾で死んでたんだよ

飽きるほど聞いたけどもっと聞きたかった

 

松尾 昭彦(信州大学附属松本中学校3年生)

 

 

〇優秀賞

戦争はいつ終わるの?

尊い命が消えないように

私たちはさけぶのだ

 

奥原 陽菜(奈川中学校1年生)

 

 

無言館にあった戦争で散った名も無き画学生が描いた絵

その絵は私達を絶対に責めなかった 不安や哀しみを押し殺して笑っていた

それが悔しかった許せなかった

 

比田井 絢翔(才教学園中学校1年生)

 

 

〇佳作

誰かが言った「復讐は良くないなんて、ただの綺麗事だ」

「血は血ですすがねばならない」。

確かに、その通りだ。だけど、考えて欲しい。

血を血ですすいでも、そこは、さらなる血で汚れるだけではないか。

 

鈴木 悠翔(信州大学附属松本中学校3年生)

 

 

当たり前に明日があるなら、

当たり前に生きようとしてるんだったら、

それは「平和」なんだよ。

 

石黒 一栞(清水中学校2年生)

 

 

地球で二度と

広島のあの日が

起きないために

 

奥 遥香(高綱中学校1年生)

 

 

 

 

一般の部

〇最優秀賞

母に抱かれた白い小さな箱は静かに歩む

あの日の友は歓呼に送られた満蒙開拓少年義勇軍

あゝ悲しい無言の帰郷やりたいことは一杯あったろに

 

深澤 弘信

 

 

〇優秀賞

冷たき土に眠る友を想い

シベリア抑留の風景を描く父の後ろ姿

戦争なき世界を祈る

 

柳澤 厚志

 

 

若者よ

君達に銃は持たせない

まして軍靴は履かせない。

 

小松 好子

〇佳作

戦死したつねおおじさんの名前継ぎ、

つね子は祖父祖母父母に託され命、

おじさんと生く

 

金井 つね子

 

 

『自分』より

『誰か』の幸せを願うなら

戦争はきっと起こらない

 

井越 瑞穂

 

 

貧富に格差拡大は争いのもと

地球の隅々まで手を伸ばし、

平和で幸福な世界を創ろう。

 

柵山 輝之

3 応募作品一覧

小学生の部

中学生の部

一般の部

 

ご応募いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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