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収蔵展示 2023.02.28

学校日誌(昭和20年)

写真は、昭和20年に、開智小学校の職員が書いた学校日誌です。

その日の指導内容や、学校での出来事が書かれています。

 

また、広島へ原子爆弾が投下された翌日の8月7日には、

「非人道ナル米機、去ル六日朝ニ、原子爆弾ヲ使用シ、市民、家屋ニ対シ暴逆極マル爆撃ヲ為ス」と。

 

日本の敗戦を伝える玉音放送があった8月15日には、

「全職員参集、職員室ニラヂオ器械ヲ据エ『御放送』ヲ拝聴ス。全職員、唯、事ノ余リノ意外ナルト、悲痛至極ナル終結ニ慟哭ス。」

 

などと、当時の状況が鮮明に記録されています。

 

慟哭(どうこく)・・・悲しみのあまり声をあげて泣くこと

 

 

(所蔵:国宝旧開智学校校舎)

 

 

 

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